●エネファームとエコウィル

　どちらも、都市ガスを利用した、マイホーム発電・給湯のシステム

◎エネファーム

＜仕組み＞

都市ガスを化学反応（水素を取り出し空気中の酸素と反応）させる ⇒ 電気を作る

その際の排熱 ⇒ お湯を作る

＜特徴＞

長距離選手タイプ。

発電量を変えることが出きるので、使用状況に合わせて

ゆっくり時間をかけて発電し利用できる。

∴無駄な電気を作らず、より商用電力の使用を抑えることができる。

CO_２削減に貢献、環境に優しい。コスト高が課題。

◎エコウィル

＜仕組み＞

都市ガスを燃料にしてエンジンを回す ⇒ 電気を作る

その際の排熱 ⇒ お湯を沸かす

＜特徴＞

短距離選手タイプ。

学習機能を利用しエネルギー使用量を予測して運転時間を決定。

その時間に集中的に稼動、電気が使用できる。

床暖房など熱の利用が多く、電力需要も多い家庭におすすめ。

 ●エコキュート

電気を利用して、空気の熱を活用する給湯システム。

電力会社・給湯機メーカーが使用している自然冷媒CO_２ ヒートポンプ給湯機の

愛称

＜仕組み＞

１の電気エネルギー＋２以上の空気の熱 ⇒ ３以上の給湯エネルギー

電気料金が安い夜間に高温のお湯を沸かして溜め、使用時に水を混ぜて

適温のお湯を供給。

＜注意点＞

家族構成や、使う熱量を考えて貯湯タンクを選択。

性能を確保するための貯湯ユニットの設置場所を確保する。

外気温が低くなると集める熱量も低くなり消費電力が多くなる。寒冷地では検討。

以下の方々にご協力頂きました。ありがとうございました。

＊エコキュート関係

　　　日立アプライアンス株式会社 関東支店　岸川敏明 様

　　　℡　０３－６４０３－４５１４

　　　福井電気株式会社 営業統括本部　根本直光 様

　　　渡辺パイプ株式会社 ＳＥ担当　齋藤規之 様

＊エネファーム・エコウィル関係

　　東京ガス株式会社　千葉住設営業部

　　佐藤忠 様　根本光宏 様　山下正光 様

　　℡　０４３－２４６－７８４２

☆建築士「ちば」の３月号にも、記事が載ります。